シヅキについて
コア技術
コア技術×多様な保有技術
コア技術を磨き、自社保有技術を広げ、
お客さまのあらゆるご要望に、より速く、より柔軟にお応えする。
あらゆる技術を自社開発・保有することで、高いレベルでQCDを追求。
シヅキでは、製品生産にかかわる技術のほとんどを自社保有しています。製品生産のすべてにおいて、「品質」「コスト」「納期」のどの観点からも最適な工程を組み上げるために、必要な技術を一つひとつ磨き上げてきました。生産に求められる設備や技術を外部に依存しないことで、無駄なコストが発生することなく、必要な製品を必要なタイミングで提供することができます。治具ひとつから自分たちでつくり出す徹底した自社技術活用体制で、お客さまのご要望に合わせた製品供給体制を、柔軟かつスピーディに構築しています。
コア技術の深化
蒸着技術
さまざまな素材に金属を真空蒸着する技術を保有。プラスチックフィルムや紙などの素材の特性を活かしたまま、アルミ・亜鉛・銅・合金などの多彩な金属を真空蒸着し、素材の表面に蒸着膜を形成することができます。蒸着部分と非蒸着部分とを形成するパターン蒸着や、コンデンサ素子の接続電極側蒸着皮膜部を厚くするヘビーエッジ加工など、多様なニーズに対応しています。
蒸着パターンの一例。
微細な蒸着加工でコンデンサの
安全性・信頼性を高めます。
スリット技術
フィルムコンデンサの生産工程では、極薄のフィルムロールを狭小の任意の幅に高精度かつ連続的に裁断する技術が求められます。シヅキは、素材・厚み・蒸着の有無にかかわらず、高精度に連続裁断する高度なフィルムスリット技術を保有しています。スリット幅は、最小2.5mmから0.1mm単位で設定することができ、薄膜素材でも高精度な裁断が可能です。
完全クリーンルームでスリット加工。
薄膜素材でも高精度で連続的な
裁断が可能です。
保有技術と新技術の融合
新たに生まれるニーズとシヅキの技術シーズを融合させ、新市場の創出にも挑んでいます。たとえば、進化を続ける通信機能を駆使し、蓄エネ・省エネ・電力安定供給などの効果を「見える化」。消費電力や発電電力、蓄電電力、負荷電力を見える化し、シヅキの電力変換技術を組み合わせて系統・発電・蓄電との最適連携をはかっていきます。
シヅキには、産業市場や鉄道市場などの幅広い分野で、お客さまの要求仕様に合わせてさまざまな製品を納入してきた豊富な実績があります。数多くのご要望を実現してきたシヅキだからこそできる、電気エネルギーマネジメントがあります。
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