パワーマネジメント装置
パワーマネジメント装置は、「回生電力再利用装置[PAR-CuBe:パルキューブ]」へとリニューアルしました。PAR-CuBeの製品ページはこちらからご確認頂けます。
シヅキでは、電力機器システム製品で培った『電力変換技術』をもとに、省エネ、蓄エネ、電力の安定供給で、電力品質の向上を必要とされているお客様のニーズにお応えしてまいりました。回生電力を利用した「パワーマネジメント装置」もそのひとつです。さらに高まる省エネ対策のニーズを受けて、このパワーマネジメント装置が実現する「回生電力による省エネ」の認知を広め、社会に貢献し続けたいとのおもいから、このたび「PAR-CuBe(パルキューブ)」とリニューアルいたしました。
特長
パワーマネジメント装置とは、電力を蓄えて使う蓄電器一体型の双方向DC/DCコンバータです。
「瞬低補償技術」「電圧安定化技術」「蓄電技術」を駆使し商品化に成功しました。
この装置は、回生電力を充電し力行電力の一部として再利用することで省エネに貢献できます。
また、事故や自然災害などでの停電発生時には、非常電源としても利用可能です。
1.リチウムイオンキャパシタとの組み合わせで、大容量の急速充放電を実現しました。
瞬間的な電気の出し入れを必要とする用途に適しています。
2.蓄電デバイスを電解コンデンサや電気二重層コンデンサ、リチウムイオン電池などに置き替えることも
可能です。お客様の負荷、電源環境にあわせた最適なシステム構成をご提案します。
3.自立運転機能により充放電のタイミングを自動で判別します。通信制御は不要なので、簡単にシステムを
構成できます。
用途事例
用途1.省エネ
①回生電力活用:廃棄していた回生エネルギーを蓄電器に蓄え、利用することにより、使用電力の削減を
図ります。
②ピークシフト:消費電力量が最も高い時間帯に消費電力量が高くならないように、蓄電器に蓄えた電力
を利用して、電力の平準化を図ります。
③ピークカット:蓄電器に蓄えた電力を利用することで、装置の起動時のピーク電力を補償し、設備の
低減を可能とします。
用途2.電力安定供給
事故や自然災害により発生した停電で重要装置の稼働を停止させないために、蓄電デバイスに蓄えた電力
を供給する「非常用電源」としての利用も可能です。
定格・仕様 ※代表機種の仕様
仕 様 | 標準タイプ(自立盤型) |
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型 名 | PM40B15D2A |
特 長 | 大容量・長時間補償 |
定格容量 | 15kW |
DCリンク定格電圧 | 200~400VDC |
蓄電方式 | リチウムイオンキャパシタ |
変換器デバイス | Si-IPM |
変換方式 | 非絶縁昇降圧チョッパ方式 |
変換効率 | 95%以上 |
保護等級 | IP4X |
外形寸法 | W600 × D380 × H1500 mm |
質 量 | 170kg |