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瞬低とは?

1.「瞬低(しゅんてい)」とは?

「瞬時電圧低下」の略称で、電力系統を構成する送電線に故障※ が発生した場合、故障点を切り離し、正常な系統に切り替えるまでの間、故障点を中心に電圧が低下する現象をいいます。
瞬低の原因となるものは「雷」の他にも「着雪の落下による送電線の跳ね上がり」や「強風による送電線の自由振動」などがあります。

※ここでいう「故障」とは、単に設備が壊れるといった故障ではなく、落雷などで短絡故障(ショート)や、地絡事故(アース)などの系統異常が発生し、大きな電流が流れることを言います。

 

2.「瞬停」とは?

電源が一瞬途絶えて電圧が0Vまで落ち、すぐに復電する状態を意味する場合があります。(もしくは「瞬低」の誤変換です。)
シヅキの補償装置は0Vまで低下しても対策可能です。

 

3.「瞬断」とは?

JEM-TRにて切換え時に電圧が0Vになる時間が1/4サイクルを超える場合、瞬断方式とされています。
シヅキの補償装置は無瞬断で切換えます。